雑学道・師範代のブログ

師範代が思う、考える、理解する事を色々と書いています。

聞かないと選べない

Webで色々な情報を収集しても、現物を見聞きするまではどんなに安くてもネット通販で購入出来ない商品の種類があります。

 

その一例として存在するのが「スピーカー」「ヘッドホン」です。

 

メーカーや販売店の商品情報、ブログやYoutube動画など各種様々な情報が存在していて、中には「なるほど!」と新たな知識を得て購入・使用する際の参考になる場合もあるのですが、結局は「自分の耳」で聞いてその音を確かめない事には、自分にとって相性のいい音が出ている(聞こえる)かどうかは、わからないんですよね。

極端な例ですが、数万円~数十万円といった高級なスピーカー・ヘッドホンの音よりも、数千円~1万円程度のスピーカー・ヘッドホンの音が「自分の耳に合っている」(聞きたい音に近い)場合もあります。

同じ型番の製品を購入する場合は問題ありませんが、そうでない場合は一度試聴できる店で聞き比べをする事をお薦めします。その際に聞く音源は、スマホでも音楽プレイヤーでも問題ありませんが、「聞きなれた曲」で比較するようにしましょう。こんな時「だけ」フルオーケストラの交響曲などで比較しても、購入後に改めて音を聞くと「なんか違う・・・」となってしまい、結局買い直す事になりかねません。

しかし「利便性&価格(両方ね)」と音の天秤は話が異なり、師範代の場合はブルートゥース接続のヘッドホンを、「試聴せずに」購入した事が多々あります。「屋外で聞く」のが大前提になりますので、この場合は主に「軽い」「使いやすい」「安い」等の条件だけで購入しています。列車での移動が多く、ノイズキャンセル機能が無い商品では、音質を求めるのは無駄だと師範代が判断しているからです。

 

上記で「聞く比べ」と言いましたが、そもそも「比較対象」は何でしょう?

師範代の場合は「生楽器の音」を対象にしています。

 

その為可能な限り年に1回は、自治体が主催する近所のミニ・コンサートや、○○教室主催の発表会などの会場で、比較対象になる「音」を聞くようにしています。そりゃ音響効果が整った大規模ホールの音を聞く事が出来ればいいのですが、タイミングなど色々な条件もありますので。その他には有名・無名関係なく歌手のコンサートにも行きます。歌手の声はともかく(失礼)、演奏楽器は生の音ですので比較用に聞くには十分です。全ての方にどうぞ!とは言いませんが、自分好みの音を探す「きっかけ」にもなると思いますので、「コンサート」や「発表会」にもぜひ行ってみて下さい。

 

こういったネタ元の一つに「穏やかな争い」があります。要は年2回?放送される○流芸能人○○チェック!で、楽器の音を当てるクイズ。数年前?(5年以上前)に「この楽器は○○な音やから正解はAで~」という、「テレビのスピーカーから出ている音」に対して判断している親に、「番組に出ているタレントさんと違い、今聞いた音は楽器の生音じゃなく、テレビのスピーカーから出た音なんだが、それで判断出来る知識を持ってるのか?」と問いただしたら、見事な口喧嘩に発展(^o^)

 

皆さんはこんな事で喧嘩しないようにしてくださいね。