雑学道・師範代のブログ

師範代が思う、考える、理解する事を色々と書いています。

過去の自分に訂正(いいわけ・・・)

4月7日に書いた「タクシーって優しくないの?」について。

 

いいわけを書きます。

 (何がどう「いいわけ」なのかは不明)

 

多くの事柄には「例外」があります。師範代が知っている車いすの知識についても、手動(手押し)と電動の2種類が存在する。この程度の知識しかありません。

電動車いすにはモーターを動かす為に電力が必要で、電力を供給する為にバッテリーが必要。早い話が手動と比べて「大きく重い」事はわかります。病院などで患者さんが利用する為の手動車いすを持った事がありますが、10~15kg程度でしょうか?一人でも持ち運びできるとは思いますが、重いですよね。そこにモーターやバッテリーが付属する電動になると、30kg~になるのは簡単に予想出来ます。

まさか100kgを超える電動車いすがある事は、予想の斜め上でしたが。

 

セダンタイプのタクシー乗務員は、旅行中の方を乗せる事もあるのでせいぜい「~30kg」のキャリーケースを運ぶ(トランクに載せる)事までは問題無いと思いますが、「30kg~」となる電動車いすになると、話は変わってきますよね。

この条件「だけ」であれば・・・乗務員が乗車拒否したくなる気持ちも理解出来ます。(車両がセダンタイプなので「折り畳み」電動車いすが前提です)

 

車いすユーザーの方が健常者と同じように、「いつでも何所でも移動出来る」のが理想で、師範代もそうなれば良いと理解しますが、現実問題タクシーを運行しているのは民間会社で、そこに対し「全車両を車いす対応出来るように」というのはさすがに無茶ではないかと。せめて「X台中Y台は対応車を準備」なら何とかなると思いますが。

そこで運行会社は、会社の規模(乗務員&運行車両数)により差はあってもいいので、せめて24時間前までに連絡があれば確実に配車出来るように、対応車両の手配をしていただけないでしょうか?

そして車いすユーザーの方はお手数なのは重々承知の上で、突発的な事情でなければ24時間前までに電話などで、タクシーの運行会社に連絡していただけないでしょうか?

 利用日までの受付時間を少しでも遅く(長く)、移動する当日が少しでも楽になるように、双方が協力してもらえればなぁ・・・と考えます。

突発的な行動の場合でも、乗車拒否に会わず、短い待ち時間で移動出来る社会になれば良いですね。

 

・・・とここまでは車いすユーザーと、「同行者が1名」だった場合の話。

 

同行者が複数、特に3名以上が同じ車両で移動したい場合は条件が異なります。今の日本に電動車いす対応の「ジャンボタクシー」が何台あるのかわかりませんが、多くないでしょう。そうなると「確実に」移動したいのであれば、場合によって(年末年始・GW・盆など)は1ヶ月以上前に予約しなければ移動出来ないのは仕方がない事だと。

 

健常者・車いすユーザー共に状況・条件に応じて上手くタクシーを含む「公共交通機関」が利用できるようになってほしいです。