雑学道・師範代のブログ

師範代が思う、考える、理解する事を色々と書いています。

こういう情報と状況が悲しい

2021年4月9日、鉄道沿線の民家で庭に植えてある木が切られたとの通報が警視庁にあったそうです。

 

現場周辺は鉄道の撮影を趣味にする「撮り鉄」と呼ばれる、鉄道ファンの間で人気の撮影スポットである事から、一部で撮り鉄による犯罪ではないか?と言われています。

この木を切った犯人が撮り鉄なのかわかりませんが、そもそも「鉄道ファンに人気の撮影スポット近く」という情報で、撮り鉄が疑われてしまう現在の状況が悲しい。

 

その理由は過去に撮り鉄が色々と問題をおこして、鉄道会社、鉄道利用者、近隣住民に迷惑をかけてしまった事が原因です。だからこそ「現在」多くの撮り鉄の方は、撮影時に他の方や会社・施設・設備に迷惑をかけないよう、注意しながら楽しんでいる・・・と思うのですが、実際には一部の方が犯罪行為をおこなっています。

 

他人の敷地に入り木を切るという行為は論外ですが、撮影する際はその場所に存在するルール・マナーを守って、だれも迷惑を受ける事が無いようにしたいですね。ホームでは白線や点字ブロックの外側(線路側)に出ない乗車待ちの列の邪魔をしない駅構内では脚(三脚や一脚)を使わない(許可を受けている場合を除く)営業中・走行中の列車に向けてフラッシュ・ストロボを使わない。他にも色々とありますが、列車運行側の立場、鉄道利用者の立場になれば「困る」事を考えればわかる事です。

今後も撮影できる場所を多く残す為にも、自らの行為で減らさないように努力しましょう。その方がたくさん楽しむ事が出来ますよ!